
2025年NHK大河ドラマ『べらぼう』は、
浮世絵を江戸の一大コンテンツに成長させた蔦屋重三郎が主人公。
華やかな吉原の表舞台とその裏側、そして現代にも通じるテーマを追いながら、
クリエイターたちの熱い戦いを考察していきます!
毎週更新中!お楽しみに!
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「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで」に行ってきた話
現在、東京のすみだ北斎美術館で開催されている「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで」(前期)に行ってきました!本展は、北斎の才能に早くから目をつけていた蔦屋重三郎をはじめとした板元たちが、北斎をどのようにプロデュースし、どのような作品を世に生み出したかを辿る展覧会です。 -
大河べらぼう/SNSで話題の「オーミーをさがせ!」ついに伏線回収
SNSでたびたび話題になっていた、「尾美としのりさんが出演している?!」という情報。第12話ではついに、尾美としのりさんが平沢常富役で登場することとなりました。やっと画面の中央に登場したので嬉しいですね!今日はその尾美さんが演じている平沢常富とはどのような人物なのか?わかりやすく解説していきたいと思います! -
大河べらぼう/蔦重は恋愛下手で「男としてダサい」からこそ面白い!
べらぼう11話まで追いかけてきましたが、正直に思うことがあります。それは、蔦重がめっちゃくちゃダセえ男だな…ということ。念のため言っておきますが。「ダサいからもう見ない」ということではありません。若い時の男って自分に女を養うほどの力量もないくせに、勢いで突っ走って結局失敗する。くそダセえ。でもこのダサさがリアルだからこそ、べらぼうが面白いんですよね。今回はそのダサくてリアルな蔦重について徹底解説していきたいと思います! -
NHK大河べらぼう/ポスト綾瀬はるか?瀬川を演じる小芝風花が凄い
第10話は、蔦重が恋の挫折をビジネスチャンスに変える姿や、瀬川に取って吉原で最後の練り歩きとなる花嫁道中でも蔦重に協力する姿など…華やかで美しいシーンが多数描かれた印象的な回でした。中でもやはり、瀬川演じる小芝風花さんの存在感は圧巻でしたね!今回はそんな小芝風花さんの役作りについて調査したのでまとめていきたいと思います! -
【随時更新】NHK大河べらぼう 炎上したシーンの時系列順まとめ
ネット配信でもテレビでも大人気のNHK大河べらぼう。今までの大河と大きく違い、過激なシーンが多数散りばめられています。大河ドラマにも関わらず、なぜ戦乱のない平和な時代を描いたのか?平和な時代にも関わらず、なぜ過激なシーンを克明に表現したのか?これを読めば、2025年制作陣の大河ドラマにかける想いが、いかに本気かが分かります。 -
NHK大河べらぼう/実在した鳥山検校がヤバい…瀬川の未来を考察
現在、テレビでもネットでも大人気の大河べらぼう。第9話では、蔦重が瀬川の身請けの話を聞いて、初めて自分が瀬川を好きなことに気づきました。そこで二人は一大決心。なんと吉原最大の禁忌・足抜けをしようとしたのです。この瀬川を見受けした鳥山検校という人物、実はかなりヤバい人なんです…。今回は、実在した鳥山検校についてと、べらぼうの瀬川が今後どうなるかを徹底考察していきたいと思います! -
NHK大河べらぼう/男目線で見たバカ蔦重は女目線と全く違う…
第8話のべらぼうでは、鱗形屋の復活、盲目の大富豪・鳥山検校 登場、そして瀬川の恋の行末など…盛りだくさんでしたね!中でも、「これ少女漫画か?」と思わせるほどキュンキュンさせてくれる瀬川の恋に関して、好き勝手感想を言っていきたいと思います! -
NHK大河べらぼう/実在した5代目瀬川の波瀾万丈な人生を徹底解説
第7話では、蔦重が江戸の出版業界に経営を認めてもらうために、あれやこれやと試行錯誤。蔦重が作った吉原ガイドマップ「吉原再見」をより多く売るために、花の井が5代目瀬川を襲名をして江戸中の注目を集めるという作戦も描かれました。しかし問題は、終次回予告。花の井改め瀬川に、身請け話が持ちかけられるという衝撃展開。蔦重への恋心はどうなっちゃうの?!ということで今回は、花の井のモデルになったとされる、実在した5代目瀬川の人生について徹底解説していきたいと思います! -
NHK大河べらぼう/青本、赤本、黄表紙…江戸の書籍の種類を解説
第6話は、主人公・蔦重が鱗形屋で働きながら、次の企画を練るところから始まりました。そこで、「青本」「赤本」など、江戸時代の書籍に関する専門用語が出てきましたね。おそらく今後も出てくるワードだと思いますので、今回は備忘録もかねて解説していこうと思います! -
創業者に聞いた!TSUTAYAと蔦屋重三郎に関連はあるのか?
「つたや」と聞けば、多くの人が大手ビデオレンタルショップ「TSUTAYA」を思い浮かべるのではないでしょうか?2025年1月31日に開催されたイベント【大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」NHK×江戸博スペシャルトークイベントin浅草】の中で、蔦屋重三郎とTSUTAYAの関係について、TSUTAYA創業者の増田宗昭会長に直接インタビューしているシーンが紹介されたのでレポートしていきたいと思います! -
NHK大河べらぼう/“謎の少年”唐丸の正体は東洲斎写楽で確定か?
第5話では、蔦重といつも一緒にいる唐丸が、謎の男に何かしらの弱みを握られ、蔦重が働いている店から金を盗み、その後失踪してしまうシーンが描かれました。蔦重は唐丸にもう一度会う時には「唐丸を謎の絵師として売り出す」という約束を果たしてやるのだと心に誓ったのでした。これで唐丸が東洲斎写楽だということはほぼほぼ確定したので、今回は唐丸=写楽説について改めて詳しく解説していこうと思います! -
NHK大河べらぼう/共演者が見た!カメラに映らない横浜流星の素顔
2025年1月31日に開催された【大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」NHK×江戸博スペシャルトークイベントin浅草】に行ってきました!イベントの中では、北尾重政を演じる橋本淳さんと花魁・松の井を演じる久保田紗友が、横浜流星さんの印象について質問される時間があ里ました。お二人に横浜さんの素顔について語っていただいたので、早速レポートしていきたいと思います。 -
大河べらぼうNHK×江戸博スペシャルトークイベントin浅草の感想
2025年1月31日に開催された【大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」NHK×江戸博スペシャルトークイベントin浅草】に行ってきました北尾 重政を演じる橋本 淳さんと、松の井を演じる久保田 紗友さん、そして東京都江戸東京博物館学芸員(専門:日本美術)の寺田 早苗さんにここでしか聞けないべらぼうの舞台裏や歴史的な知識などをお話ししてくださいました。 -
【NHK大河べらぼう】“謎の少年”唐丸の正体を徹底考察してみた
第4話では、謎の少年・唐丸が絵の才能を発揮するシーンが描かれました。化政文化を研究している私としては、この描写に唐丸の正体を解き明かす手掛かりが隠されていると感じたので、今回は唐丸の正体について徹底的に考察していきます! -
NHK大河べらぼう/鉄拳ついに素顔公開!演じる礒田湖龍斎って誰?
第4話でも話題沸騰シーンがありました!それがあのお笑い芸人・鉄拳さんの素顔公開です!今回は、鉄拳さんが素顔を公開する場面についてや、演じる礒田湖龍斎についてしっかりレポートしていきたいと思います! -
【NHK大河べらぼう】渡辺謙演じる田沼意次を嫌いになれないワケ
第二話からは、江戸幕府側の人々の関係性も描かれ始め、渡辺謙さんが演じる田沼意次が存在感を増し始めました。田沼意次は「賄賂政治家」というイメージがこびりつきまくっていますが、今回のべらぼうでは、そのイメージに疑問を投げかけるようなシーンが描かれました。その理由を解説していきます。 -
【NHK大河べらぼう】ガチで地上波意識してなさすぎる演出が話題
NHK大河ドラマ「べらぼう」が、またまた物議を醸すシーンを放送!NHK、地上波を徹底的に度外視するつもりです!!笑今回は第3話の問題シーンについて徹底的に考察していきたいと思います!毎週毎週、とんでもないシーンをブチ込んでくるので目が離せませんね! -
【NHK大河べらぼう】「べらぼう見て頂戴スペシャル」の小芝風花
今回は、「驚愕!小芝風花さんの“素顔”」というテーマで感想・考察していきたいと思います!小芝さんが演じる花魁・花の井は、ドラマの舞台となる吉原の超売れっ子花魁。バッチリメイクをした時の凜とした表情と、花魁仕事以外のリラックスした表情のコントラストがとてもギャップがあっていいですよね。しかし、「べらぼう見て頂戴スペシャル」ではトークの途中まで本当に「花の井役か?!」と半信半疑で見ていたほどでした。 -
【NHK大河べらぼう感想】ネット配信での視聴は歴代過去最多を記録
「べらぼう」第1話が放送され、WEBでは、【初回放送 歴代視聴率 過去最低】がささやかれています。しかし、情報源を調べてみると、意外とそうでもない…。この数字にはあるトリックがあったのです。べらぼうはむしろ注目されているという面白い分析ができたので紹介したいと思います。 -
【NHK大河べらぼう】BL…もはやおっさんずラブ入れてきちゃう?
またしてもこれまでの大河の枠にハマらない仰天ストーリーが展開されました!今回は「平賀源内の美しきBL描写」を徹底的に考察していきたいと思います!今回のべらぼう、本当におもしろい!!!多様性とはいいものだな…と感じる、ほっこりエピソードでした。このような描写は、一昔前では世間的に受け入れ辛いものもあったと思いますが、多くの人が楽しめるようになったいい時代になったと感じます。 -
【NHK大河べらぼう】歴代視聴率”過去最低”はウソ!その理由は…
「べらぼう」第1話が放送され、WEBでは、【初回放送 歴代視聴率 過去最低】がささやかれています。しかし、情報源を調べてみると、意外とそうでもない…。この数字にはあるトリックがあったのです。べらぼうはむしろ注目されているという面白い分析ができたので紹介したいと思います。 -
【NHK大河べらぼう】炎上している問題のシーンについて詳しく解説
今回の放送の中で、物議を醸しているシーンがあり、一部炎上しています。その演出があまりにもショッキングだったため、SNSでは炎上しているのです。どのシーンが炎上したのか?なぜ炎上してしまったのか?そして、どうすれば炎上しなかったのか?べらぼうでは、吉原遊郭の「光」と「影」を克明に描いています。その華やかさの裏には、自由を奪われた遊女たちの涙や死、客たちが夢に溺れる中で抱える葛藤も垣間見えます。今回の問題は、その「影」を描いたシーンにありました。 -
【NHK大河べらぼう】攻めすぎて炎上?コンプラと戦うスタッフたち
NHK2025年大河ドラマ「べらぼう」記念すべき第1話では、蔦重の幼少期と、吉原再建に目覚める出来事が描かれました。さっそく個人的な感想と社会学的な観点からの考察をまとめていきたいと思います!「これ攻めすぎじゃない?!」と思う人もいるかもしれませんが、コンプラに負けないNHK製作陣の気合いを感じました! -
【NHK大河べらぼう】蔦屋重三郎は江戸時代の『岡田斗司夫』説
蔦屋重三郎(横浜流星)は、喜多川歌麿、東洲斎写楽など…世界的に有名な浮世絵師を発見し世に送り出してきた、江戸の浮世絵プロデューサーです。今回は、私が気づいた蔦重と岡田さんの共通点をまとめていこうと思います。これを読めば、大河ドラマなのに、なぜ戦争のない時代の浮世絵プロデューサーが主人公になったのかがわかりますよ!