【長寿の秘訣】90歳まで生きた葛飾北斎の自家製漢方薬

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「富嶽三十六景」など生涯を通して3万点以上の作品を描き残したといわれる画狂老人浮世絵師・葛飾北斎。

 1998年に米誌『ライフ』が企画した「この1000年間に偉大な業績をあげた世界の人物100人」に、日本人では葛飾北斎だけが選出され、世界一有名な日本人画家として愛されています。

そんな北斎は、平均年齢が40歳の江戸時代に、90歳まで大往生したスーパー長寿でした。

ほくさいぬ

今回はわしの長寿の秘訣を特別に教えよう!

ちなみに、北斎の人生については、他の記事で詳しく書いているので、興味がある方はぜひ読んでいただけると嬉しいです⇩

目次

自家製漢方薬を作りはじめたきっかけ

脳卒中が回復した後に制作された『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』

北斎は68〜69歳の頃、突然の脳卒中に襲われました。

しかし、みずから調合した漢方薬によって無事に回復したということでした。

ほくさいぬ

あの時は、散々なことばかり起こったなあ…

おーいぬ

おっかさんも私の姉妹も相次いで亡くなったタイミングに、親父どのが倒れちゃったんだよね…

「脳卒中防止薬」の作り方

ほくさいぬ

わしが書き残した資料に残っているレシピが残っていたよ!

【材料】
・柚子 1個
・極上の酒 1合
・白湯

【つくりかた】
①柚子1個を竹のヘラで細かく刻み、極上の酒1合を加えて、土鍋に入れ、水飴状になるまで静かに煮詰める。
②これを白湯で割り、二度に分けて服用する

【※注意※】
包丁や鉄鍋など、金物のものは使用してはいけない。

※このレシピはあくまで歴史資料に残っているものです。作り方から服用まで全て自己責任でお願いいたします。

ゆずは夏と冬の2回、旬を迎えます。

いたってシンプルな製薬法ですが、効果はかなり大きかったようで、これを服用してからしばらくすると、以前のように強壮な体が蘇ったと伝えられています。

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「長寿の薬」作り方

【材料】
・竜眼肉(ロンガン)
・砂糖
・焼酎

【つくりかた】
材料をすべて壺に入れて60日間置いて完成

※このレシピはあくまで歴史資料に残っているものです。作り方から服用まで全て自己責任でお願いいたします。

龍眼は、ライチの仲間の果実で、その果肉を乾燥させたものを龍眼肉と呼びます。

北斎はこの薬を、朝晩の2回に分けておちょこ2杯ずつ飲みました

そのおかげか「88歳の今も病にかかることなく、極めて壮健」と語っていたそうです。

実際にこの時点で、眼鏡もかけず、背中を丸めずに絵を描き続けていたそうです。

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私たちは化政文化にインスパイアされた現代的音楽を制作しています。
ぜひ聞いてくださると嬉しいです。

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この記事を書いた人

化政文化研究家
某芸術大学 日本画専攻卒。日本人らしくありつつ、飾らないのに粋な江戸文化である『化政文化』に魅了され、その魅力を多くの人々に伝えたいと思ってブログを始めました。
普段はジャンルにこだわらず、インタビュー系の動画制作や、動画のテロップ入れなど、映像編集業務全般を担当しています。過去の動画制作数は1000本以上。

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