最近、PC作業が多くて運動不足だなあ…
犬のくせに運動不足だなんて…
というわけで今回は、神奈川にある大山阿夫利神社に行ってきたよ!
阿夫利神社に行ったワケ
コロナ禍以降、デスクワーク作業が増え、多い時では一日に12時間以上座りっぱなし…。
体力はそんなに消耗しないので、最初は「こりゃいいや♪」なんて、のんきに思っていましたが、
長時間の同じ姿勢のせいで、次第に筋肉が落ち、肩こりや頭痛、免疫力低下など…
真剣に健康を見つめなおさなければならない不調も増えました。
最近は外での仕事や遊びの機会も少しずつ増えだしたのですが、ちょっと歩くだけでゼーハーなんてこともあり、
2025年は「健康第一」を目標に、初詣先をいざ検索!
そこで目に入ったのが神奈川県伊勢原市にある大山阿夫利神社だった…というワケです。
大山阿夫利神社の特徴
大山阿夫利神社は、山頂本社と中腹にある下社で構成されています。
神奈川県伊勢原市にある大山の中腹に位置する霊山として、武運長久の祈りの場所として栄えました。
庶民からの崇敬も厚く、江戸時代以降は年間20万人を超える人々が「大山詣り」を行った記録が残っています。
阿夫利神社の神さまは、富士山の神さまである「木花咲耶姫」のお父様に当たることから、大山と富士山の両山をお参りする「両詣り」も盛んに行われました。
阿夫利(あぶり)の由来は「雨降り(あめふり)」から来ていて、古くから水の神様として信仰されてきました。
また、古来では別名「あめふり山」とも呼ばれ、雨乞いや五穀豊穣の祈願の対象でした。
初詣当日の様子
駐車場
1月1日深夜1:30…。
車のナビにいざなわれ、到着したのは「社務局」。
新年なのにお参りする人が全くいないので、スマホで調べたら本殿ではありませんでした。(車で5分くらい先にある)
深夜で人っこ一人いない神社に誘導されたときは怖かったですが、ナビの間違いだとわかってひと安心。笑
神社に一番近い駐車場は「阿夫利第2駐車場」、次に「阿夫利第1駐車場」です。
しかし、深夜1時半すぎの時点ですでにどちらも満車だったので、
3番目に近い「三井のリパーク」に入りました。
料金は年末年始料金で1800円。(普段は1時間500円)
「高っっ!!」
と思いましたが、きちんと登山するのであれば片道2時間はかかるので、冷静に考えたらお得です。
ちなみにケーブルカーもありますが、年末年始はかなり混むので、こちらを利用したとしても頂上に着くまでかなり時間がかかると思いますよ。
水分補給所
年始で神社周辺のお店はかきいれ時といえど、大山の方たちはあまり商売っ気がありません(だがそこがいい)
登山道に入るまでに開いていたお店はたったの1件。
下社に到着するまでの最後の自販機には目印があるので、不安な方はここで購入した方がいいでしょう。
あっ、でもお茶・水系は全て売り切れでした。笑
登山道
正直に言います。
すっげーーーーーツラい
もはや修験道?というレベルです。
ここからは、正直な感想を述べさせていただきます。
不満ではないので(その理由は最後に言います)、ご了承くださいませ。
まず、ライトが付いていません。
豆電球のような暗いオレンジ色の街灯と、申し訳ない程度の蛍光灯がところどころにありますが、
マジで真っ暗な場所もたくさんあります。
野生動物に襲われるのではないかとヒヤヒヤしながら登りました。
スマホのライトを使ってなんとか登りましたが、片手が塞がってしまうのが不安なほど、道もガッタガタ。
階段も一段一段が高く、傾斜も急です。(ほぼ、はって歩くような場所もあります)
階段の石もそこら辺にあったであろう岩のかけらのようなものが使われていて、本当に歩きにくいです。
事前準備なしのお年寄りの方、小さなお子さん、ヒールなど歩きにくい靴を履いている方に登山道は絶対にオススメしません。
ちなみに後で分かったことなのですが、登山道には「男坂」と「女坂」があったようで、
私が進んだのは「女坂」でした。
そういえば、「追分社」を通過してまもなく、ルートが二股に分かれるところがありました…。
はじめに「男坂」に行き、あまりの急勾配な階段とライトのない暗闇登山に5分で挫折→すぐに引き返しました。
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サーモスの水筒。
冬の大山は本当に寒いので、温かい飲み物を持って行った方が吉◎かもしれません。
⇩玄人っぽい人たちは熊よけの鈴を響かせていました。
ジャラジャラという音ではなくチリーン♪という音色がとても心地よかったです。
護身用に持って行った方がいいかも。
下社に到着
ゼーハー言いながら、這うように歩いて2時間弱。
ついに「下社」に到着しました!
ついに水が飲める〜!と思いましたが、売店は「準備中」。
唯一あった自販機も10円の釣り銭が機械の中にないみたいで、料金をピッタリ持ってないと買えませんでした(絶望)
鳥居をくぐって振り返ると、そこには湘南を一望できる素晴らしい夜景がありました。
息切れも忘れるほどの美しさでした。笑
そして、こちらが阿夫利神社の主要施設で、大山詣りの重要な参拝場所です。
標高700メートルに建つ社です。
荘厳で綺麗な神殿は圧巻でした。
今年一年の健康をお祈りして、手軽にできる護摩のお焚き上げもしました。
本社までさらに90分
下社までの時間があまりにも充実していたので、この先にさらに本社があると知った時には、もう心が折れてしまいました…。
次回本殿に行くときは、ヘッドライトや登山靴、そして水筒!
もっと準備をしっかりしてから参拝させていただこうと思います。
帰りはケーブルカーで
参拝を終えて時計を見ると午前4:45。
ケーブルカーは年末年始のみ朝5時から運行するとのことで始発に乗って帰りました。
あれだけ過酷な往路でしたが、帰りはたったの5分で下山。
人類の叡智は偉大なり。
健康になったのか?
ここでたくさんの方が、
「タイトル通り健康になったのか?」
気になるかと思います。
結論から言わせていただきますと
むっちゃ健康になります
いやもうご利益とかそういうことではなく、
なまりになまりきった身体に、地獄の登山道が「喝!」を入れてくれます。
筋肉痛はまあまあつらいですが、
「適度な運動を継続しよう」とスッキリとした心で
心身ともに2025年をスタートさせることができました。
お土産
大山は豆腐料理が有名だそうです。
参拝時間の関係で、がっつりした料理などは食べることができませんでしたが、
唯一開いていたお店屋さんで「大山とうふクリーム餅」を買いました。
ここら辺の旅館などでお茶うけとして出されるお菓子らしいです。
もちもち食感と、フワッフワのクリームがとっても美味しかったですよ!
老若男女、全ての方におすすめです!
また、大山は「大山こま」が有名です。
一つ一つ職人の手で手作りされている工芸品で、お子さんや外国人へのプレゼントにもおすすめですね!
〆は湘南の初日の出
帰路は、湘南の海岸沿いの道路134号線をのんびり走っていたところ、水平線が赤くなり始めました。
日の出時間を調べてみたら午前6時50分ごろだそうで、
「ここまで来たなら…」ということで、車を停めて茅ヶ崎あたりの海岸で日の出を待ちました。
すっごい人でした笑
茅ヶ崎市民全員いるんじゃないか?!くらいの人がたくさんいました。
天候にも恵まれ、雲一つない快晴。
ちょうど江ノ島から太陽が上り、とても美しい初日の出を見ることができました。
後ろを振り返ると、富士山もバッチリ見えました。
文句なしの初詣になりましたとさ♪
おしまい♪(ちゃんちゃん)
私たちは化政文化にインスパイアされた現代的音楽を制作しています。
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